『ついに寿命がきた...ゴルフボールの。』
ゴルフボール...。
普段何気なく買っているゴルフボールでも、実は寿命があることをご存じでしょうか?
ゴルフボールの寿命がスコアに直結するとしたら、寿命ってどの位なんだろうって気になりませんか?
実際は使用したゴルフボールは傷ついたり、ロストしたら新しいボールに交換するからあまり気にならないかもしれませんが、家で保管している新品ボールの寿命はどうなのって話ですよね?
ゴルフボールはゴムでできているので、ゴムの劣化が直接的に飛距離やスピンに影響を及ぼすんですね。
といことで、ゴルフボールの寿命に解説していきます。
✅ こちらもチェック
未使用でもゴルフボールは劣化してしまう!

ゴルフボールは新品のまま使わなくても劣化していきます。
特に劣化しやすいのがボール表面のカバーです。
< 原因 >
ボールは暑さに弱い!!
例えば、夏場の車の中はとんでもない暑さになります。
その中にボールを入れたままの状態にしておくと、表面のカバーの樹脂が溶けて柔らかくなってしまいます。
そのあと、冷えて元に戻って...を繰り返すとどんどん劣化していきます。
ゴルフボールの寿命はどのくらい?

一般的に言われているゴルフボールの寿命は下記の通りです。
新品のゴルフボールの場合
新品のゴルフボールの寿命は一般的には5年程度と言われています。
が、あくまでも保管状態がいい状態の話です。
部屋の奥に眠っていたり、いつ購入したかわからないボールは 早めに使用する方が良いですね。
5年分まとめ買いはなかなかしないと思いますが、まとめて購入するにしてもせいぜい1年分くらいが妥当なところでしょうか。
!!要注意!!ロストボールは劣化してるかも!?

ロストボールは安いしお得なので、つい使いたくなるのはよく分かります。
が、上達するためにはロストボールは足かせになります。
< 理由 >
ロストボールは劣化している可能性が高いからです
ロストボールは池に入ったものや、OBで簡単に取りに行けないようなボールをかき集めたものなので、見た目がきれいでも、長時間放置されてたり水分を含んでいる可能性が非常に高い。
劣化していることによって、自分の正確な飛距離が把握できない状況になります。
それにボールによって劣化具合も違うので個体差もありますからね。
ロストボールの安さは魅力ですが、本気で上達したいと思っているなら
新品のボールを買いましょう。
ゴルフボールを交換する最適なタイミングはいつ?

- ボールを無くした時
- ボールが傷付いた時
- 悪いスコアが続いた時
いろいろあると思いますが、普通にプレーしていてもボール事態はどんどん劣化していきます。
なぜなら、ボールを打つ時にかかる力は、700kgから1tともいわれています。
1tで叩かれて続けるボール・・・・どう考えても傷んできますよね。
なので、プロであれば2、3ホールで変えていることが多いようですが、まあ、僕らアマチュアは、1ラウンド同じボールを使い続けてもそこまで大きな影響はありません。
カート道路や木に当たって傷ついたりしたときに交換で十分だと思います。
ちなみに、僕は平均2ラウンドですね。というのも、ボールをなくさないことのほうが難しい。
あとは、財布に限界があるので、無駄遣いはできないかなぁと。
ボールが傷付くと重心がずれてしまったり、空気抵抗が大きくなったりして
実は、普通にプレーをしていてもボールはどんどん消耗しているんです。
というのもボールを打った時の衝撃は1トン近くあると言われています。
普通に考えて1トンの衝撃が加わったらボールに何かしらの変化があると思いますよね。
何回も1トンの衝撃を加え続けていたらどんどん劣化もしますよね!
そのため、プロは何もなくても2〜3ホール毎にボールを変えていることが多いみたいです。
プロは1打に生活がかかってますし、契約メーカーから支給されるので
頻繁に変えても大丈夫かもしれませんが、我々アマチュアはお財布と相談ですね笑
我々アマチュアも可能であれば、2〜3ホール毎に変えたいところですが、
ボールが無くならなければ、1ラウンド同じボールをずっと使っても
大きく性能に変化はないので大丈夫です。
ただ、ウェッジのフルショットやカート道で跳ねて傷がついてしまったりしたら
変えるくらいで良いでしょう。
ボールが傷付くと重心がずれてしまったり、空気抵抗が大きくなったりして
性能面に大きな影響が出ますのでボールの状態はしっかりとチェックしておきたいですね!
一般的に、ゴルフボールの寿命は「5年」と言われています。
自分の使っているボールがどんな状態化をチェックしながら、良い状態を保っていくことが大切です。
プロはどういった時にボールを替えるのか
1.何もなくても2~3ホール
特に何もなくてもプロは2~3ホールでボールを替える人が多いようです。
カバーのコーティングはスピン性能に影響があるのでこれぐらいで替えているようです。
またインパクトの衝撃は1トンくらいあると言われていますが、1トンの衝撃で鉄の塊でゴムを打てば、何等かの変化がボールに起こっていると考えてもおかしくはないですよね。
2.ウェッジを使った後
残りの距離で使うクラブは変わりますが、プロの場合はウェッジを使うとホールアウト後に次のホールではボールを替えるようです。
溝でボールにささくれができてしまうことが理由のようです。
3.カート道、木に当たる、バンカー
これもボールにキズがつくことからボールを替えるようです。
ささくれができる、また木に当たった場合は樹液等がボールに付き重心が狂うからだそうです。
ボールのキズがショットに与える影響
プロの場合ボールを替えるのは、2~3ホールまたはボールにキズが付いた場合ということはわかりましたが、そのキズはショットにどういう影響があるのでしょうか?
- 飛び過ぎることがある
- 曲がるようになる
ボールのディンプルは、大昔に「キズが付いたボールのほうが飛ぶ」ということが発見されたために研究開発が進み、現在に至っています。
キズが付くと空力的に揚力が変わるために飛ぶのですが、その揚力が強く働いたり、影響がなかったりと縦の距離ミスにつながるために、プロはボールを替えるのですね。
「曲がるようになる」も同じです。
キズがつくことにより、微妙に重心が変わること、空力的に回転しているボールの抵抗が変わることにより、曲がりやすくなるのですね。
また、大きくキズが付いたボールはルール違反になることで、疑惑を払拭する意味もあるかもしれません。
ゴルフボールの寿命を延ばそう!お手入れ方法は?

ボールのお手入れ
乾いた布で拭いてあげることでキレイになります。
練習後やコースでのプレー後は、特に汚れや水分をしっかり落としましょう。
汚れは水洗いでOKですが、しっかりと水気を拭き取って保管することが大切です。
水分が残ったまま保管することでボールの劣化が進んでしまいます。
保管場所についての注意
保管場所についてですが、よくありがちな「車の中で保管」。これは劣化が進行する原因となるので、絶対に避けましょう。
高温・多湿の環境で保管されたゴルフボールは劣化が進んでしまいます。
長時間、直射日光に当たることのないようにすることも気を付けなければなりません。
せっかくボールを水洗いした後、乾燥させるために長時間日光に当てしまっては、劣化が進むので本末転倒です。
なんとなく扱ってしまいがちなボールですが、今一度取り扱いを再確認してみてくださいね。
ボールのお手入れをしながら良い状態をキープしよう

ここまで、ゴルフボールの交換するタイミングやボールのお手入れ方法についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
安定したショットに欠かせないボールは、あなたのパフォーマンスを最大に発揮するためにいつでも良い状態で保てると良いと思います。
初心者ゴルファーさんで、ボールの交換時期を自分で判断するのがなかなか難しい場合は、ゴルフ仲間やゴルフレッスンの際にアドバイスをもらうこともおすすめです。
まとめ:ゴルフボールも寿命がある!ロストボールは要注意!

ゴルフボールの寿命は約5年程度。が、全くの未使用で保管状態の良い場合の時です。
実際は長くて2,3ラウンドで交換するのが一般的でしょうか。
また、汚れをこまめに拭き取ったり、水で洗ったり、ちょっとしたひと手間でボールの劣化を抑えることもできます。
保管場所は車の中のような高温・多湿の環境では劣化が進んでいくので避けましょう。
ロストボールは劣化が進んだ状態のものが多いため、見た目がキレイでも使用はあまりお勧めしませんが、ほんとに初心者の場合や、1ラウンドでボールを無くしすぎる人は、上達するまで使用してもオッケーだと思います。
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