パッティングするときに大事なことはボールがどのように転がっているかだと思います。
またはカップに向けて正確に打ち出すことを大切にしている方もいることでしょう。
そのためにはゴルフボールに描かれている文字や、ボールにラインを引いて狙いの方向に合わせている方もいます。
松山英樹選手はツートンカラーのボールをグリーン周りの練習に取り入れることで、アプローチのスピンやパッティングの転がりを視覚的に確認しているそうです。
ゴルフボールの種類

ゴルフボールは大きくスピン系とディスタンス系の2種類に分けられます。
ゴルフボールは種類によって硬さがことなり、それぞれ特徴があります。
ゴルフボールは種類によって硬さが違う
ゴルフボールに爪を強く当ててグニュっとなるのが柔らかいボールです。硬いボールはグニュっとなりません。
ちなみにボール面に「DISTANCE(ディスタンス)」と表記されているものは硬いボールです。
触ってもわからない場合は、このディスタンス系のボールで硬さを確認してみてください。
また、外箱の原材料表示欄に「カバー:アイオノマー」と書かれているものはディスタンス系で、「カバー:ウレタン」と書かれているものは、カバーが柔らかくなっていて、こちらがスピン系と呼ばれるボールになります。
ボールの硬さでスピン量が変わる
実はボールの硬さによってスピン(バックスピン)量が変わるんです。
スピン量が変わるということは、「飛距離」「グリーン上でのボールの動き」「インパクトの感触」「価格」主にこれら4つが変わってきます。
トーナメントなどでよくみるのは、柔らかいボールですね。
ディスタンス系とスピン系にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
ディスタンス系のボールは、ドライバーでボールのつぶれる量が大きいため低スピンになりやすく、飛距離がアップします。
スピン系のボールは、ドライバーのスピンは増えやすいですが、アプローチでもスピンがかかりやすく、スピンをコントロールしてピンに寄せることができます。
一般的にはスピン系が上級者向けと言われていますが、人によって合う合わないがあるので、いろいろ試して自分に合うボールを探してみるといいでしょう。
スピン系・ディスタンス系のゴルフボールの特徴
ゴルフボールの種類には大きくわけて「スピン系」「ディスタンス系」という2つがあり飛距離やスピン性能に多大な影響を与えます。
その中でもプロが主に使用するのは「スピン系」と言われるウレタン素材のカバーをしているボールです。
過酷な状況の中でプロがボールに求める性能というのは、ドライバーでの飛距離性能はもちろん、グリーン周りのアプローチやラフなどの厳しい状況からでもグリーン上で止めることができるコントロール性能です。
一方ディスタンス系は飛距離性能に特化したゴルフボール。簡単にいうと「飛ぶボール」です。
スピン系に比べてアプローチスピンは少ないですが飛距離が出しやすく、なおかつ耐久性も高いのが特徴です。
さらに嬉しいポイントとしてはディスタンス系のボールは価格も安いモデルが多いのも魅力のひとつです。
✅ スピン系
- 柔らかい。
- ショートゲーム時のスピン性能が高い。ティーショットでは低スピン化するという構造。
- 価格はやや高め。
✅ ディスタンス系
- 硬い。
- 飛距離重視。ショートゲーム時のスピン性能は低め。
- 低価格帯が多い。
注意したいのはディスタンス系ボールを選ぶとプロでもスピンをかけて止めるということはできません。
それほどボールの性能がグリーンまわりでは影響するので、スピンをかけたいならスピン系一択です。
ゴルフボールを選ぶ時の豆知識

スピンをかけたいならウレタンカバー!さらにカバーが薄いタイプがおすすめ
一番外側のカバーの厚みでもスピン性能が変化します。
結論として、薄いウレタンカバーほどスピン性能が高いです。薄いほうがフェース面の溝が内部のマントル層まで届きやすくなるためであり、これが厚くなってくるとスピン性能が低下していきます。
プロが使用するハイエンドなスピン系ボールは大体薄いカバーですが、低価格を売りにしているスピン系ボールはカバーが厚い場合もあります。
ただ単純にウレタンカバーであればスピンがかかりやすいというわけではないので、こだわる方はカバーの厚みも注意したいところです。
ゴルフボールは温度に影響を強く受ける
冬場は飛ばないと言われますが、それはゴルフボールの温度も影響しています。21度〜32度程度の状態であることでパフォーマンスが発揮できるように設計されています。
外気温の低いところで保管していると、ラウンドで使用するときになってから温度を上げるのは難しいです。なので、ボールは室内で保管することがおすすめ。
ラウンドの日はポケットやスキー用グローブなどの中に入れて温度を保つようにしましょう。3個ぐらいをホールごとにローテーションさせるのがベスト
初心者・アマチュアゴルファーがゴルフボールを選ぶポイント
ゴルフボールは消耗品、かつ、値段もピンキリで始めのうちは1ラウンドで何個もロストしがちです。自分の腕前と財布と相談しながら選びましょう。
初心者の人や、まだスコア100切りができていないゴルファーは『ティーショットで曲げない、近くなったら転がす』が鉄則です。
なので曲がりづらくてしっかりころがる『ディスタンス系』のボールがおすすめです。
逆に、上級者やプロはスピンコントロールができるので、しっかりスピンがかかる『スピン系』のボールがおすすめです。
✅ 初心者ゴルファーのボール選びのポイント
- 曲がりずらいこと。(スピンがかかりずらいこと)
- しっかり転がること。
- 見つけやすい色(ミスショットした際に探しやすいように)
- 同伴プレーヤーとかぶりにくい色(自分のボールを見失わないように)
- 価格の安いもの(ロストしがち)
ツートンカラーのゴルフボールを使うメリット
ボールの回転がはっきりわかる
ツートンカラーのゴルフボールには赤道線から2色に分かれたもの、ボールの赤道線上とその他の区画に分けたものがあります。
オレンジとイエロー、ブルーとオレンジ、イエローとホワイト等組み合わせが様々なカラーバリエーションが特長です。
パッティングをするときには赤道線を目標に向けてセットすることで、ツートンカラーに分かれボールの回転が可視化できるわけです。
色を使い分けられる
こちらも単色ボールにはない利点で、気持ちにより面を使い分けることができます。
具体的には、回転を見たい時には明色を上面に、逆に集中したいときには暗色を上面にすることで気持ちの切り替えに活かせるわけです。
他にも、レッドのボールが好きな方でも半面がイエローであれば比較的見つけやすいですし、色の使い分けは意外にも重宝します。
ほかの競技者とボールが被りにくい
ツートンカラーのゴルフボールをもっている方は少なく、ほかの競技者と被る心配が減るのも大きなメリットです。
例えば隣ホールまでOBしてしまって回収に行くときにも、ツートンカラーを目印にすれば単色よりも圧倒的に見わけがつきやすいです。
もし同組のメンバーと同じような地点に飛んでいても、間違われる可能性は限りなく低いかと思います。
ツートンカラーのゴルフボールを使うデメリット
視点が固定される
パッティングというのは狙って入れるものですが、曖昧な感覚のほうがカップに入るとも言われています。
その理由として、方向性を過剰に意識することにより体に力が入り引っかけや押し出しになることがあるからです。
ツートンカラーとは違うものの、TaylorMadeから出ているTP5 PIXというゴルフボールは逆に視点を散しつつも転がるとラインに見える効果をもっているそうです。
カラスに狙われる可能性
イエローやオレンジのゴルフボールはカラスに狙われることが多いと言われています。
理由ははっきりとはしていないものの、ホワイトのボールであればカラスを気にすることなくゴルフできるため使い分けるとよいでしょう。
ブルー系統の色もカラスを気にすることなくゴルフできますが、ラフに入るとボール探しのときに見つけにくいため注意が必要です。
種類が少ない
ツートンカラーは単色のゴルフボールに比べて主流ではないため、限られたメーカーでしか作られておらず売り切れた場合に補充が難しいです。
ほかにも、カラーバリエーションは数種類あるものの、店舗によって取り扱いが1種類または取り扱っていない可能性もあります。
ネットショッピングで購入が一番確実だとは思いますが、それでも人気のカラーバリエーションは売り切れている場合が多々あります。
ツートンカラーのゴルフボールおすすめ6選
1位:SRIXON Z-star DIVIDE
3ピースウレタンカバー。
打感は柔らかめでしっかりとスピン量が確保できるため、アプローチでボールコントロールを意識される方に好まれています。
ツートンカラーで回転がよくわかり、ボールのスピン量も転がりもはっきりと見えます。
推奨ヘッドスピード約38m/s~47m/sあたりの方が使うと一番しっくりくるかと思います。
カバーの耐久性は高いため傷が入りにくいのも特徴です。
2位:SRIXON Z-star XV DIVIDE
4ピースウレタンカバー。
カバーがZ-starに比べて硬めであるため、打感は少し重たく硬く感じるかもしれません。
飛距離、スピン量は抜群でありボールコントロールもしやすいボールだと思います。
推奨ヘッドスピードは約47m/sですので、キャリーで240ヤード以上打てる方ならばボールに負けることなくインパクトできます。
こちらも耐久性の高いボールとなっています。
3位:SRIXON Q-star DIVIDE(10306808)
3ピースアイオノマーカバー。
Z-starよりもさらに柔らかく、レンジボールのように少しつぶしながら打てます。
推奨ヘッドスピード約33m/s~42m/sでありディスタンス系ボールであるために、スピン量の少ない真っすぐな弾道を意識される方にオススメします。
グリーン上ではスピンバックすることなくバウンドするために、手前から落としてピンに近づけるマネジメントがよいかと思います。
こちらのボールも耐久性は高い仕様となっております。
4位:TaylorMade Tour Response Stripe
3ピースウレタンカバー。
一番の特徴はボールの赤道線上にグルっと描かれた黄色と黒のアライメントラインでしょう。
打感は柔らかめで飛距離性能も抜群、また、方向性も合わせやすい上にパッティングの転がりがはっきりと見えます。
スピン量も問題なく、耐久性も改善されているために、以前よりも傷がつきにくくなりました。
5位:TaylorMade TP5 pix(N7604301)
5ピースウレタンカバー。
構えたときに必要以上にボールを凝視させない役割のデザインが特徴のゴルフボールです。
このデザインは転がりだすとひとつのラインとなり、ボールの赤道線上はホワイトで周りがオレンジとブラックに変わります。
飛距離性能やスピン量も抜群で打感も柔らかめなため、競技志向のゴルファーにもオススメできる商品です。
6位:Kasco KIRA LINE
3ピースアイオノマーカバー。
Kascoの展開するKIRAボールはカバーが特徴的でボールが見つけやすいものが多いです。
打感は気持ち硬めであり、しっかりとボールを叩く感触が気持ちよく感じます。
カラーバリエーションが豊富にあるために、お気に入りの組み合わせをパター練習にもショートホールなど弾道が気になるところにも活用できます。
傷は入りにくいものの耐久性に関してはそう高くないと思っていいでしょう。
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