ゴルフボールには、十数年前からカラーボールが存在しています。
もともとは黄色のカラーボールがほとんどでしたが、ここ数年は、色々なカラーのゴルフボールが発売されるようになりました。
特にここ最近人気なのが、マットカラーのゴルフボールです。
光を反射しないマットカラーのゴルフボールは、ゴルフ場で見つけやすく、マットカラーゴルフボール専門のブランドができるほど、人気となっているのです。
そこで今回は、マットカラーのゴルフボールを厳選して紹介していきます。
ゴルフボールの種類

ゴルフボールは大きくスピン系とディスタンス系の2種類に分けられます。
ゴルフボールは種類によって硬さがことなり、それぞれ特徴があります。
ゴルフボールは種類によって硬さが違う
ゴルフボールに爪を強く当ててグニュっとなるのが柔らかいボールです。硬いボールはグニュっとなりません。
ちなみにボール面に「DISTANCE(ディスタンス)」と表記されているものは硬いボールです。
触ってもわからない場合は、このディスタンス系のボールで硬さを確認してみてください。
また、外箱の原材料表示欄に「カバー:アイオノマー」と書かれているものはディスタンス系で、「カバー:ウレタン」と書かれているものは、カバーが柔らかくなっていて、こちらがスピン系と呼ばれるボールになります。
ボールの硬さでスピン量が変わる
実はボールの硬さによってスピン(バックスピン)量が変わるんです。
スピン量が変わるということは、「飛距離」「グリーン上でのボールの動き」「インパクトの感触」「価格」主にこれら4つが変わってきます。
トーナメントなどでよくみるのは、柔らかいボールですね。
ディスタンス系とスピン系にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
ディスタンス系のボールは、ドライバーでボールのつぶれる量が大きいため低スピンになりやすく、飛距離がアップします。
スピン系のボールは、ドライバーのスピンは増えやすいですが、アプローチでもスピンがかかりやすく、スピンをコントロールしてピンに寄せることができます。
一般的にはスピン系が上級者向けと言われていますが、人によって合う合わないがあるので、いろいろ試して自分に合うボールを探してみるといいでしょう。
スピン系・ディスタンス系のゴルフボールの特徴
ゴルフボールの種類には大きくわけて「スピン系」「ディスタンス系」という2つがあり飛距離やスピン性能に多大な影響を与えます。
その中でもプロが主に使用するのは「スピン系」と言われるウレタン素材のカバーをしているボールです。
過酷な状況の中でプロがボールに求める性能というのは、ドライバーでの飛距離性能はもちろん、グリーン周りのアプローチやラフなどの厳しい状況からでもグリーン上で止めることができるコントロール性能です。
一方ディスタンス系は飛距離性能に特化したゴルフボール。簡単にいうと「飛ぶボール」です。
スピン系に比べてアプローチスピンは少ないですが飛距離が出しやすく、なおかつ耐久性も高いのが特徴です。
さらに嬉しいポイントとしてはディスタンス系のボールは価格も安いモデルが多いのも魅力のひとつです。
✅ スピン系
- 柔らかい。
- ショートゲーム時のスピン性能が高い。ティーショットでは低スピン化するという構造。
- 価格はやや高め。
✅ ディスタンス系
- 硬い。
- 飛距離重視。ショートゲーム時のスピン性能は低め。
- 低価格帯が多い。
注意したいのはディスタンス系ボールを選ぶとプロでもスピンをかけて止めるということはできません。
それほどボールの性能がグリーンまわりでは影響するので、スピンをかけたいならスピン系一択です。
ゴルフボールを選ぶ時の豆知識

スピンをかけたいならウレタンカバー!さらにカバーが薄いタイプがおすすめ
一番外側のカバーの厚みでもスピン性能が変化します。
結論として、薄いウレタンカバーほどスピン性能が高いです。薄いほうがフェース面の溝が内部のマントル層まで届きやすくなるためであり、これが厚くなってくるとスピン性能が低下していきます。
プロが使用するハイエンドなスピン系ボールは大体薄いカバーですが、低価格を売りにしているスピン系ボールはカバーが厚い場合もあります。
ただ単純にウレタンカバーであればスピンがかかりやすいというわけではないので、こだわる方はカバーの厚みも注意したいところです。
ゴルフボールは温度に影響を強く受ける
冬場は飛ばないと言われますが、それはゴルフボールの温度も影響しています。21度〜32度程度の状態であることでパフォーマンスが発揮できるように設計されています。
外気温の低いところで保管していると、ラウンドで使用するときになってから温度を上げるのは難しいです。なので、ボールは室内で保管することがおすすめ。
ラウンドの日はポケットやスキー用グローブなどの中に入れて温度を保つようにしましょう。3個ぐらいをホールごとにローテーションさせるのがベスト
初心者・アマチュアゴルファーがゴルフボールを選ぶポイント
ゴルフボールは消耗品、かつ、値段もピンキリで始めのうちは1ラウンドで何個もロストしがちです。自分の腕前と財布と相談しながら選びましょう。
初心者の人や、まだスコア100切りができていないゴルファーは『ティーショットで曲げない、近くなったら転がす』が鉄則です。
なので曲がりづらくてしっかりころがる『ディスタンス系』のボールがおすすめです。
逆に、上級者やプロはスピンコントロールができるので、しっかりスピンがかかる『スピン系』のボールがおすすめです。
✅ 初心者ゴルファーのボール選びのポイント
- 曲がりずらいこと。(スピンがかかりずらいこと)
- しっかり転がること。
- 見つけやすい色(ミスショットした際に探しやすいように)
- 同伴プレーヤーとかぶりにくい色(自分のボールを見失わないように)
- 価格の安いもの(ロストしがち)
マットカラーのゴルフボールを使うメリット
見やすい・見つけやすい
マットカラーのゴルフボールは、基本的にゴルフ場で見やすくなっています。
マットカラーの色合いは自然では存在しない色なので、景色と同調せずに見失いづらいです。
ショット時の弾道が見やすくなり、ラフなどに入ってしまっても見つけやすい事はメリットといえます。
人と被りづらい
ひとえにマットカラーのゴルフボールと言っても、さまざまなメーカーからさまざまな色合いが発売されています。
同伴者の中に全く同じボールを使っているゴルファーがいなければ、自分のボールがどれか一目瞭然です。
通常のボールであれば、違う種類のボールでも間違えてしまうことがありますが、マットカラーのボールはそういった間違いは少なくなるでしょう。
色々な色を使い分けられる
先ほども言った通り、マットカラーのゴルフボールは同じ種類のボールでも、さまざまなカラーのボールが発売されている事が多いです。
その日の天候や季節によって見やすいカラーのボールを使うことができるので、同じフィーリングでその時々に1番見やすいボールを選択することができます。
マットカラーのゴルフボールを使うデメリット
選択肢が少ない
マットカラーのゴルフボールは多く発売されていますが、通常カラーのゴルフボールよりは発売されている種類が少なくなっています。
特に上級者好みのコントロール性の高いスピン系ボールはあまり多くありません。
意外と自分に合ったマットカラーのゴルフボールを見つける事は難しいのかもしれません。
見えにくい場合もある
マットカラーだけではなくカラーボール全般に言えるのは、見えやすいために使っているが、逆に見えにくくなってしまう場合があるということ。
秋の紅葉シーズンに赤色系のボールや、冬場の枯れた芝で黄色系のボールは見えにくいです。
うまくその場にあったカラーを選択すれば問題ないですが、選択を間違えると見にくくなってしまうので注意しなければなりません。
マットカラーのゴルフボールおすすめ8選
1位:ボルビック VIVID 22(VV5MNA02)
まずは、マットカラーボール専門ブランドのボルビックから、「VIVID」シリーズの2022年最新作を紹介します。
3ピース構造になっており、マットカラーコーティングされた、アイオノマーカバーにより高いスピン性能を発揮させています。
「飛んで」「止まって」「良く見える」の合言葉の通り、非常にバランスの取れたゴルフボールになっているので、沢山のゴルファーにオススメできるゴルフボールです。
2位:ボルビック VIVID XT AMT 21(6puvvdxtamt)
「VIVID XT」の飛び性能をさらに進化させたのが、この「VIVID XT AMT」です。
コアが強くて硬い4層構造のボールになっており、世界ドラゴン選手権でも使用されています。
ディンプルが風に強く設計されていて、飛び重視のゴルフボールとして性能が高いので、飛距離重視のパワーヒッターにおすすめのゴルフボールです。
3位:テーラーメイド DISTANCE+SOFT (M7174701)
テーラーメイドからは、マットカラーゴルフボールが4色3球ずつ入っている「ディスタンス+ソフト」を紹介します。
アイオノマーカバーを採用した2層構造になっており、高初速、対スピン、高弾道のゴルフボールに仕上げられました。
ソフトコアになっているので、遅めのヘッドスピードでも、高い反発により飛距離アップも期待できるでしょう。
スピン性能が決して高いボールではありませんが、マットコーティングのアイオノマーカバーのおかげで、2ピースボールにしては、しっかりとスピンが入るようになっています。
4位:キャスコ KIRA STAR VN
キャスコからは、コスパに優れた2層構造のディスタンス系ボール「キラスターV」のリニューアルバージョンを紹介します。
推奨ヘッドスピードが、25m/s〜45m/sと幅広いヘッドスピードのゴルファーに合う設計になっており、高反発コアと高弾道仕様のディンプルにより、楽に飛ばせるゴルフボールになっています。
さらに視認性のいいマットカラーが6色展開となっているので、好みのカラーを選ぶことができます。
5位:トビエモン 飛衛門(T-3BM-P)
独特な世界観のゴルフボールメーカー、飛衛門からは高コスパの3層構造ボールを紹介します。
3層構造でありながらディスタンス系ボールとなっており、ソフトな打感とスピン性能を確保しながらも、ディスタンス系ボールらしい直進性の高い飛距離性能を実現しています。
3層構造のボールの中では圧倒的にコスパのいいモデルなので、3ピースボールを初めて使うゴルファーにもおすすめです。
6位:ブリヂストン 2021 e12 コンタクト(1CRX6D)
ツアー系ゴルフボールの「TOUR B」シリーズが大人気なブリヂストンからも、マットカラーのゴルフボールが発売しています。
ゴルフボールにおいて確かな信頼を得ているブリヂストンなので、マットカラーゴルフボール発売を、待ちわびていたゴルファーも多いのではないでしょうか。
サイドスピンを軽減するマントルとコアの組み合わせや、「TOUR B」で培ったアイアンやウェッジでのスピン性の高さなど抜け目のない仕上がりになっています。
打感は非常に柔らかくなっているので、ソフトなフィーリングが好きなゴルファーにおすすめです。
7位:キャロウェイ 2021スーパーソフト(B095HBS8VB)
キャロウェイからは2019年から人気シリーズとして販売されている「スーパーソフト」の2021年US仕様の紹介をします。
一番の特徴は、ボールの大きさがが普通よりも大きくなっていることです。
ボールサイズが大きくなることにより、アドレス時の安心感につながり、さらにはショット時にボールを芯で捉えやすいというメリットがあります。
2層構造のボールですが、独自のアイオノマーカバーを採用することで、ショートゲーム時のスピン性能が非常に高いと評判となっています。
8位:ムジーク コルテオ39 PLUS(MZB-CT39 AG)
ムジークからは、非力なゴルファーでも飛距離アップできるよう軽量設計を採用した「コルテオ39PLUS」を紹介します。
池にハマったボールが浮いてくるほどの軽量設計となっており、軽量と相性のいいディンプルパターンを採用することで、ボールを高く飛ばしやすくしキャリーアップに繋がります。
なかなか他に見られない軽量モデルなので、パワーがない女性やシニアゴルファーにおすすめのゴルフボールです。
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