
ゴルファー
100切りには、ショットの飛距離より精度が大切だとはわかっているけど、実際にドライバーとか最低どのくらい飛距離があれば100切り可能なのだろうか。
こんな悩みをもっているゴルファーに答えます。
✅ 本記事の内容
- 100切りできないゴルファーの特徴
- 100切りするために必要な飛距離
- 100切りするために必要な考え方
本記事を書いている僕は野球歴25年。ゴルフ歴は6年。ベスト81です。
ぼくがゴルフを初めて100切りするまで約2年半かかりました。そんなぼくでも、平均スコア85の月1ゴルファーです。
ぼく自身、100切りするまではわかっていてもドライバーをマン振りして飛距離を求めてしまいました。ぼくのようにドライバーを振ってしまう人は、まずマン振りを辞めることが必要で、マン振りしなくてもあるていど飛距離を出すことが大切です。
それでは、前置きはこの辺にしてさっそく本題へいきます!
100切りできないゴルファーの多くは「自滅」
初心者ばかりではなく、ゴルフを長く楽しんでいる人の中にも100がなかなか切れないゴルファーがいます。
こうした100が切れないゴルファーのほとんどが、自らリスクの高いショットやマネジメントを選択しているいわば「自滅」なんです。
100切りできない人は練習場で気持ちよくボールを打って、コースで必要なスコアアップするための練習をしていません。
よくある自滅するパターンは、、、
- ダフって数ヤードしか飛ばない。
- ティーショットで力んでOB
- なんとかコースに残ったものの、林の中で前に進めない
などです。
その結果、無駄にスコアを浪費してどんどん100切りが難しくなってくるんですよね。
ちなみに、ボギーオンをして、全て2パットでカップインさせればスコアは「90」となります。全18ホールの内、9ホールは3パットをしても大丈夫なんです。
こう考えると100切りって意外と難しくないかも!?
100切りするためのドライバーの飛距離
100切りに必要になるドライバーの飛距離は、170~180ヤードあれば十分です。
この飛距離なら、男性なら軽く打つだけで達成できるでしょう。女性なら、もう少し距離が短くても大丈夫です。
でも、たった170~180ヤードだと「セカンドの距離が残り過ぎるのではないか?」と感じるかもしれません。
理想は、8割のスイングで200ヤードの飛距離で十分すぎるほど目的は達成できます。
100切りはドライバーの飛距離はいらない理由
100切りを目指すゴルファーは、練習場でドライバーの使用率が高いと言われています。飛距離をアップさせて曲がりを少なくさせるために、他のクラブと比べても多くの時間を費やしているようです。
たしかに練習を重ねるとヘッドが走るようになって、強いインパクトができるようになるので飛距離が伸びますし、スライスも抑えられるようになるかもしれません。
でもハーフはボギー狙い、残りハーフもダブルボギー狙いで100切りはできるので、無理に飛ばす必要はありません。
ドライバーのグリップを短く握って、8割のパワーでスイングして真っ直ぐにボールを打ち出すことができたら、200ヤードの飛距離でも十分に目的は達成できます。
100切りはボギーペースが基本
そもそも、100切りを目指すのにセカンドショットでグリーンに乗せる(=パーオン)必要はありません。
たとえばパー4なら、3打でグリーンオンさせる「ボギーオン」で十分なのです。
その証拠をお話します。
あなたの目指すスコアが99だとしましょう。
もしパット数が40だと仮定すると、残りの打数は59打です。
要するに、18ホールに渡って、ティーショットからグリーンに乗せるまで59打以内でおさめることができれば、ミッションクリアというわけですね。
では、18ホールすべてでボギーオンに成功したとすると、トータルで何打になるでしょう?
ボギーオンとは、パー3なら2打、パー4なら3打、パー5なら4打でグリーンに乗せることです。
答えは54打です。
つまり、すべてのホールでボギーオンすることができれば、たとえ40パット叩いたとしても、トータル94打となり、それでもなお5打の余裕があるということになるのです。
たとえば、360ヤードのパー4。
ボギーオンするのに250ヤードのビッグドライブが必要ないことは、もう言う必要はないでしょう。
180ヤード飛ばせれば、残りは180ヤードです。
「あと2打で乗せればボギーオン成功」と考えると、何だかとてもゴルフが簡単に思えてきませんか?
100切りするためのティーショットの考え方
100切りに必要なのは、飛距離ではなく、OBや池などに入れないことです。
世間一般的に「100切りに必要なものは何か?」と問われたときに、パットやアプローチの重要性が指摘されることが多いですが、あくまでそこそこドライバーが打てる場合の話になります。
というのも、多くのゴルファーがドライバーをうまくコース内に打てないために、100切りできないでいます。もちろんぼく自身もそうでした。
ドライバーOBや池に入れてしまうと、その時点で「打たなくてもいい罰打」が与えられるので、簡単にダブルボギーやトリプルボギーになってしまいます。
飛距離を求めると100切りは失敗する
ドライバーにおいて、飛距離とは正反対の要素があります。
それが方向性です。
実は、残念ながらゴルフにおいて「飛んで曲がらない」ということはありません。
つまり、飛距離を求めればボールは曲がるし、方向性を求めれば飛ばなくなるということです。これはプロアマ問わず、共通の悩みです。
あれほどの高い技術力を持ったプロゴルファーでさえ、飛距離を追い求めた結果、方向性を失いトーナメントの表舞台から消えていった人が何人もいるくらいです。
ドライバーの飛距離を求めると、100切りの目標達成には大きな時間がかかるでしょう。
一度や二度、100切りできるかもしれませんが、安定して100切りするとなると、いったん方向性に舵を切った方がいいと、僕は思います。
もちろん毎日ゴルフができる人ならそれでもいいですが、これを読んでもらっている方の多くが、月一か月二の人だと思います。
限られた練習時間の中で、飛距離も方向性もダブルで追い求めるのは、ちょっと厳しいかなと感じます。
とはいえ、完全に飛距離を諦めるわけではなくて、今170~180ヤードを正確に飛ばせるようになれば飛距離を出すためのベースができあがるので、次に飛距離アップしたいと思ったときでもスムーズに階段を登っていけるはずです。
安全に飛距離アップする方法
ゴルフで飛距離を伸ばすには、ミート率を高くすることが必要です。ミート率を上げるにはヘッドスピードが遅くても全く問題ありません。女子プロゴルファーは、一般男性ゴルファーと同じヘッドスピードですが、ドライバーで250ヤード以上飛ばしています。
その違いは、ゴルフクラブの芯で捉えているかどうかです。これからお伝えする方法を試せば、芯に当たる確率が増します。ぜひ試してみてください
ドローボール
ゴルフの飛距離アップの定番です!あなたもご存知のとおり、飛ばし屋の持ち球はドローボールです。ドロー回転がかかるとフェアウェイに落ちても転がってくれます。意外と上級者向けと思われがちですが、一般アマチュアゴルファーでもコツが分かると簡単に打つことができます。
ドライバーのほかにも、フェアウェイウッドやユーティリティー、アイアンでも打てますので、100切りを目指すには身につけるととても良い武器になります。ぜひ試してみてください。
右足ベタ足打法
現在のトッププロゴルファーは、ほぼベタ足でスイングをしています。ベタ足にすることで、上半身がターゲットに開くことがないので、球を芯で捉えることができます。
インパクトゾーンでゴルフボールを強く押すことができるので、直進力の高い球が打てます。また、上下の運動や左右のスエーなども無くなるので、軸が安定します。チーピンやブーメランスライスのような極端な曲がりを防ぐことができるので、平均的に飛距離を稼ぐことができます。100切りを目指すためにぜひ練習に取り入れてみてください。
左腕主導スイング
左腕を主導でゴルフのスイングをすると
・方向性が良くなる
・インサイドインの軌道が身につく(スライスが減る)
・遠心力がついて球が遠くに飛ぶ
のメリットがあります。(レフティは右腕主導に変換してください)
グリップを短く持ってフォロースルーを大きくする
グリップ短く持つとグリップ余る分、カウンターが効いてヘッドが走ります。方向性も良くなるので、真っ直ぐ飛ばすにはとても有効です。
さらに大きく飛ばすには、フォロースルーが欠かせません。大きなバックスイングを取ってもフォロースルーが小さいとヘッドスピードが上がらずゴルフボールは遠くに飛びません。フォローを意識するだけで、スイングのバランスも良くなってくるので、再現性の高いショットが打てるようになり、100切りも見えてきます。
ゴルフクラブを自分仕様に変える
いくらあなたが良いスイングをしていても、クラブがあなたに合っていなければ球は遠くに飛んでくれません。現在のゴルフクラブは科学の進歩で飛ぶクラブがたくさん出ています。飛ばし屋ほどクラブにこだわっています。あのジャンボ尾崎プロも「科学の力は利用しないと損だからな!」と語っていまいした。
あなたも飛距離を手に入れたければ、練習だけでなく道具にもこだわってみましょう!
まとめ:ゴルフ100切りで飛距離は必要か?
飛距離アップが100切りの助けになるのではなく、正しいスイングによって正しいインパクトができるようになって、安定した飛距離が得られることスコアアップのカギになります。
100切りに必要なのは、飛距離ではなく、OBや池などに入れないことです。
100切りに必要になるドライバーの飛距離は、170~180ヤードあれば十分で、理想は8割のスイングで200ヤードの飛距離で打てれば目的は達成できます。
まずは緩くボギーオン狙いでラウンドしてみると100切りが近づいてきます!パーオンを狙わないゴルフで100切りをググッと手元に引き寄せてみてください。
✅ こちらもチェック
コメント