
ゴルファー
パターのグリップを最近はやりのクロスハンドにしようと思っているんだけど、パターのクロスハンドグリップは2種類あるの?
こんな悩みをもっているゴルファーに答えます。
✅ 本記事の内容
- パターのクロスハンドグリップは2種類
- パターのクロスハンドグリップのメリット
本記事を書いている僕は野球歴25年。ゴルフ歴は6年。ベスト81です。
様々な握り方があるパターのグリップですが、大別すると2種類に分けられます。
通常のショットと同じく左手を上、右手を下(右打ちの場合)にして握る「コンベンショナルグリップ」と、それとは逆に右手を上、左手を下にして握る「クロスハンドグリップ」です。
最近はプロの間でクロスハンドグリップを採用する人の割合が増え、アマチュアにもクロスハンドで握る人が増えています。
このクロスハンドグリップは、
女子だと、稲見 萌寧 選手。
男子だと、稲森 佑貴 選手や片岡 尚之 選手などが取り入れています。
クロスハンドグリップでのパターは何が良いのか?
今回は、クロスハンドグリップの握り方や打ち方、メリットまでを紹介していきます。
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クロスハンドグリップは2種類ある
さっそくですが、クロスハンドには2つの握り方があります。
ひとつは青木瀬令奈プロや植竹希望プロがやっている、左ひじを伸ばし右ひじを少し曲げて構えるクロスハンド。
この構えではグリップ位置が体の中心よりも少し左になり、ややハンドファーストになります。
もうひとつは稲見萌寧プロや河本結プロ、臼井麗香プロなど、多くの女子プロがやっている握り方。
これは両腕のひじを軽く曲げて構え、体の中心にグリップがくるように構えるクロスハンド。この構えのメリットはシャフトが左に傾かないため、振り子の動きでストロークができ、リピート性が高くなるということです。
クロスハンドグリップのメリット
プロのパッティングスタイルを見ると、ひとりひとり、グリップの握り方が微妙に異なるのに気づくはずです。パッティングはショットと違って、スピードを出して振る必要がないので、合理的な握り方でなくても、自分が一番ストロークしやすい握り方であれば問題ないのです。
クロスハンドグリップの最大の利点は、ストローク中の左手首を折らずに固定して打てるということです。コンベンショナルグリップを採用する人がいちばん避けたいミスは、ストローク中に左手首が甲側に折れることです。
クロスハンドグリップでパターを打った際のメリットを紹介していきます。
メリット① 手首が固定されやすい。
クロスハンドで握ることによって、手首を固めやすくなります。
特に、左手とクラブが一直線のようなイメージになります。
✅ 固定されることによる2つのメリット
・手首を固定されることによって、フェース面がスクエアな時間が長くなり方向性が良くなった。
・手首が使いづらくなるので、インパクトでパンチが減った。その結果、距離感が安定した。
メリット② 引っ掛けるミスが減る。
クロスハンドでグリップを握ることによって、後方から見てみると左肩が前に出るようなアドレスになります。
このようにアドレスを取ると、パターのスイング軌道がアウトサイドインになることが減ります。
クロスハンドグリップで握ることによって、引っ掛けが減ります。
クロスハンドグリップの握り方
握り方は色々な種類があるので、少し自分流にアレンジしても良いと思います。
クロスハンドグリップでの握り方のポイントは、グリップの真上の平な部分に親指を乗せ、手の甲をパターフェースと平行にすることです。
クロスハンドグリップの打ち方
クロスハンドグリップでの打ち方は左肩が支点になります。
腰から下の下半身は全く動かしません。
手首を固定したまま、左肩を縦に落としてテークバックを行ないます。
ダウンスイングは左肩を真上に引きあげるように振っていきます。
けっして、肩の回転は横の動きは少なくします。
左肩を軸に、縦に上下させてストロークを行うことによって、真っすぐに近い軌道でストロークすることができます。
まとめ
今回は、クロスハンドグリップの握り方や打ち方、またメリットまでを紹介しました。
クロスハンドグリップは手首が固定化されるのが最大のポイントです。
クロスハンドで握ることによって、
・フェース面がブレづらくなる。
・手首が固定されることによってパンチが入りづらくなり距離感が合わせやすくなる。
・緊張するショートパットで手打ちになりづらくなる。
などのメリットがあります。
握り方や打ち方も紹介しましたので、パターで困っている方は試してみて下さい。
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