ドライバーで最近人気が出てきている「短尺ドライバー」をご存知でしょうか。
短尺ドライバーとは、通常シャフトより短い42~44インチのドライバーのことです。
まだまだ数は少ないですが、その使いやすさから、プロゴルファーでも使う人が増えてきました。
本記事では、短尺ドライバーにフォーカスし、メリットやデメリットと選び方、おすすめモデル9選を紹介します。
ドライバーの買い替えや購入をお考え中の方は、是非チェックしてみてください。
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はじめに:ドライバーの選び方のポイント【初心者必見】
ドライバーの買い替えを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 総重量は適正か?重すぎないか?
- ロフト角は大きめが扱いやすい!
- フックしやすい?スライスしやすい?
- シャフトの硬さ・長さは合っているか?
ゴルフ初心者は特に意識して選ぶようにしましょう。
総重量は適正か?重すぎないか?
ミスショットを減らすためにも、自分の力量や筋肉量に合ったドライバーを見つけましょう。
ロフト角は大きめが扱いやすい!
ゴルフクラブのフェースにはロフト(角度)があります。
この角度によってボールの高さが変化します。
ボールが上がりにくいクラブほどナイスショットの確率が下がりますので、初心者であればロフトが大きめのモデルを選びましょう。
フックしやすい?スライスしやすい?
モデルによって「フックしずらいモデル」や「スライスしずらいモデル」と分かれています。
自分の弾道に合わせて選びましょう。
シャフトの硬さ・長さは合っているか?
シャフトの長さと硬さもドライバーの打球に大きく関わってきます。
初心者はとにかくまっすぐ飛ばすことが優先なので、短いシャフトがおすすめ
短尺ドライバーを使うメリット
ミート率がアップする
男子アマと女子プロのヘッドスピードの平均は大体同じですが、飛距離は女子プロに軍配が上がります。
これはなぜかというと、ミート率の違いによるものです。
女子プロは男子アマよりもミート率が高いので、同じヘッドスピードでも飛ばすことができるのです。
短尺ドライバーは長尺ドライバーよりヘッドの芯に当てやすいので、ミート率が上がり飛距離もアップするメリットがあります。
まっすぐ飛ぶ
シャフトが長いとしなりやミート率の難易度が上がり、その分コントロールが難しくなります。
その結果、余分な回転がかかって曲がってしまうことも。
しかし短尺ドライバーの場合、しなりも弱くミート率も高いので、左右のブレが少なくまっすぐ飛ばせるメリットがあります。
そのため、フェアウェイが狭いコースではOBの危険性も減り、重宝するドライバーです。
スイングしやすい
短尺ドライバーのメリットは、長尺ドライバーと比べて圧倒的に振りやすい点です。
遠心力も長尺ドライバーと比べると弱いので、振り遅れたりすることも少なく、安定したスイングで打つことができます。
そのため、大きなミスショットも減って、スコアアップに繋がります。
短尺ドライバーを使うデメリット
ヘッドスピードが落ちる
シャフトが短い短尺ドライバーの場合、ショット時の遠心力が弱まります。
遠心力が弱まると、どうしても長尺ドライバーと比べてヘッドスピードが遅くなってしまうのです。
理論上、シャフトの長さが1インチ短いと、ヘッドスピードが1m/s落ちると言われています。
そのため、計算上ではシャフトが短ければ短い分、ヘッドスピードが落ちる計算になります。
最大飛距離が落ちる
飛距離はミート率とヘッドスピードでほぼ決まるので、ミート率が最大の場合、ヘッドスピードが早いほど飛距離が伸びます。
最大飛距離とは、簡単に言うと会心のショットで出せる飛距離のことです。
会心のショットの場合、短尺シャフトのほうが飛距離は落ちてしまいます。
しかし、シャフトは長くなればなるほどミート率は下がるので、会心のショットを打てる確率も下がります。
そう考えると、平均した飛距離はそう変わらないかもしれません。
種類が少ない
現在販売されているドライバーの大半が、45~46インチの長尺ドライバーです。
消費者のニーズが圧倒的に「飛距離重視」のため、メーカーも飛距離に力を入れてクラブ開発を行っています。
ドライバーの飛距離を競う「ドラコン」があるくらい、ドライバーは飛距離を重視するクラブです。
扱いやすい短尺ドライバーですが、まだ選べる幅が狭いのが現状です。
短尺ドライバーおすすめ9選
1位:プロギア egg44ドライバー
プロギアからは、「ブンブン振ってガンガン飛ばす」がコンセプトの、44.5インチドライバーを紹介します。
ミート率で飛ばすことをテーマにしたドライバーとなっており、振りやすく当てやすい仕様。
ロフト別にヘッド設計をし、9.5度は叩けるドライバー、10.5度は優しいドライバーと、ロフト角により性格の異なる仕様になっています。
とにかく振りやすく当てやすいドライバーになっているので、ミート率の低いゴルファーにおすすめです。
2位:リンクス PARALLAX VS
リンクスから、41.5インチの超短尺ドライバーを紹介します。
短尺化プラス、総重量を軽量化することにより、非常に振り抜きやすい設計。
短尺化されていることでミート率を大幅に上げられて、無駄なロスなくボールにパワーを伝えることができます。
さらに、低深重心を採用することで、パワーのないシニアゴルファーでも容易に高弾道の球を打つことが可能に。
振りやすく扱いやすいドライバーになっており、簡単にストレートボールを打つことができる短尺ドライバーとなっています。
3位:テーラーメイド 300ミニドライバー
一般のフェアウェイウッドよりはヘッド体積307ccで大きいモデル。
ディープフェイスで低スピンですが、高弾道が打てる設計の中上級者向けのモデル。
ミスヒットにも強く、操作性が抜群のクラブです。
強風の日や狭いコースでクラブ性能を発揮できるドライバーです。
ボールがつかまりやすく、スライスに悩んでいるゴルファー
4位:ロイヤルコレクション RC STAR(37736)
フェアウェイウッドやユーティリティで有名な、ロイコレのRCスタードライバーです。
ヘッドの大きさが430ccでシャフトが44.5インチと、全体的に通常ドライバーより一回り小さく作られているドライバーです。
ロフト角とライ角調整機能も付いているので、自分好みに細かくカスタムしたい人におすすめのクラブとなっています。
5位:グラスハンター フェアウェイドライバー
グラスハンターのフェアウェイドライバーです。
フェアウェイドライバーという名の通り、ソールの後方部分がスリムになっており、フェアウェイでも無理なく振りぬける形状です。
43インチシャフト、235ccヘッドとかなりコンパクト設計となっています。
価格もかなり安いので、方向性を求められる狭いコースやOB対策用に1本持っておきたい人にはおすすめのクラブです。
6位:製造直販ゴルフ屋 フリットボックス セミワン
オンラインショップ「製造直販ゴルフ屋」が製造、販売している、フリットボックスのセミワン短尺ドライバーです。
短尺ドライバーにしては珍しい460ccヘッドで、より芯に当てやすいクラブとなっています。
また、実質ロフト角12度、ヘッド重量215gと重めに作られており、力強い高弾道を打ち出せる作りです。
シャフトの種類とフレックスも豊富なので、自分に合ったクラブを選べます。
7位:ワークスゴルフ マキシマックス ブラックシリーズII(DW-SLE-WMXBL2-01S)
ワークスゴルフからは、ルールギリギリの反発係数に仕上げたことで大きな飛びを実現する、「マキシマックス ブラックシリーズII」を紹介します。
高反発フェースを採用したことで、短尺シャフトの最大のデメリットである最大飛距離の低下をカバー。
さらに、シャローヘッドにすることでスライス回転が抑えられ、捕まった強い弾道を実現しています。
振りやすい短尺ドライバーでありながら、しっかりと距離も出せるため、パワーの落ちたシニアゴルファーにおすすめです。
8位:キャスコ パワートルネードUFO DD(PT-UFO)
こちらカーボン素材で重量が310gと軽く、ヘッド体積が330ccのドライバーです。
シャフトを太く短くしているため、力強いパワースイングをボールに伝えることが可能に。
ヘッドはユニバーサルウィングを採用しており、小さな体積ですが460ccと変わらない安定感を実現させています。
9位:ムツミホンマ MH500X2
ホンマゴルフ創業者の弟である、本間睦氏が経営しているムツミホンマの短尺ドライバーです。
500ccという大きなヘッドと43.5インチのシャフト、規格外の高反発フェースにより、飛距離も伸びるクラブとなっています。
見た目はブラックを基調に、金の桜のデザインが施された個性的なデザインです。
ルール適合外となっているので、プライベートで楽しむクラブとしておすすめです。
少しでも安く購入したいならUSモデルもチェック!
メーカーによっては日本モデルよりもUSモデルの方が金額的にはかなり安くなっているケースもあります。日本国内モデル、USモデルの両方をチェックすることをおすすめします
おすすめなのはUSモデルのゴルフクラブを専門に扱っている老舗のフェアウェイゴルフさん
中古ショップも上手に活用しよう
ゴルフクラブはついつい新品を購入しがちですが、ゴルフ業界の中古は質が高いのでほぼ新品のようなクラブがたくさんあります。
また、有名なメーカーのドライバー、フェアウェイウッド、アイアン、パターをそろえるとなると定価だと30万円ぐらい、ネットで格安で購入しても20万円ですが、中古クラブでそろえると3万円くらいからそろえられるなど、コスパも最高です。
買取ショップを活用してお得に新品クラブを購入!
ぼくは普段クラブを買い替える際には不要になったり使わないクラブ(使わなくだろうクラブ)を買い取り業者に買い取ってもらっています。
こうすることで買い替え時にかかる出費が少しでも少なくすることができます。
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ゴルフクラブは使わずに持っているとどんどん値段が下がっていきますし、最終的に処分する時にはお金がかかってしまうので基本的には売って買うスタイルがおすすめです。
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